NSXのメーター修理は、部品流用を断念し、Arduino+ステッピングモーターで完全自作する方向にシフトしました。
今回は、作業の流れと事前調査の内容をまとめます。
■ 作業の順番(予定)
- 事前調査・準備
- 回路設計
- 試作機作成
- 試作プログラム作成
- 仮想テスト
- 実装テスト
■ 事前調査・準備の内容
① 車速信号の取得位置確認
純正配線を傷めないため、コネクタを介して信号を取得する方針。
候補は以下のサイトで探します:
https://www.hi-1000.com/
NSXメータープリント基板Bの対抗コネクタは、日本航空電子工業 IL-AG5-30S-D3C1
詳細はこちら → https://www.jae.com/connectors/series/detail/product/id=65707
② 車速パルス情報
車検切れで実走テストができないため、パルス信号を再現する方法を調査。
整備マニュアルの情報+nsxprimeフォーラムで確認:
車速センサー1回転あたり4パルス
参考 → https://www.nsxprime.com/threads/gps-speedo-adaptor.193807/#:~:text=In%20order%20to%20eliminate%20the,sec%5D%20/%2060%5Bkph%5D
③ ファンクションジェネレーターの準備
タコメーター修理時に使用したものを使用予定。
④ メーターケースの型番確認
前期型は在庫なし、後期型で部品が出ました。
違いは何か?要確認。
■ 次のステップ:回路設計へ
事前調査はある程度完了したので、次は回路設計と試作機の構築に進みます。
Arduino Nano+ステッピングモーター+専用ドライバ回路を組み合わせ、メーターケース内に収めるための3Dプリンタ設計も並行して進めます。
■ まとめ:旧車メーター修理は“電子工作”の領域へ
部品がないなら作る。
それがネオクラシックカーと向き合うということ。
このプロジェクトは、整備+電子工作+3D設計の融合になってきました。
進捗があれば、また報告します!

Comment on this article
コメントはまだありません。
Send comments