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【ネオクラシックカー維持】壊れる=終わりじゃない。ネオクラシックカーと向き合うメンテナンスのすすめ

■ 友人からの相談:「もう乗り換えようかな…」

昨日、FD2型のHONDA Civic TYPE Rに乗っている友人から、こんな相談を受けました。

「もう10万キロも超えて、故障箇所も増えてきたから、そろそろ乗り換えようかと思ってる。」

確かに、10万kmを超えると、あちこちに不具合が出てくる時期。
でも、僕はこう答えました。

「それ、直せばまだまだ乗れるよ。むしろ、今からが“自分の車”になるタイミングじゃない?」


■ NSXの整備記録:壊れても、直して乗る

私の車も、決してトラブルがなかったわけではありません。
メーターの不調に始まり、LEDライトの断線、最低地上高の問題、排気音量オーバーによる車検非対応など、整備すべき箇所は山ほどありました

でも、それらを一つひとつ解決していくことで、NSXは今も元気に走ってくれています。

  • メーターは分解してコイル修復、Dレンジランプも交換
  • スピードメーターの針不調はスピードセンサー交換済み。現在は針の修理中
  • LED断線は純正スポイラーへ交換
  • 排気音量は純正マフラーへ戻して車検対応
  • 地上高とアライメントは専門店で調整

壊れたから終わりではなく、直して再生することで、車との関係が深まる。
それがネオクラシックカーとの付き合い方だと思っています。


■ 故障を防ぐために:予防交換という考え方

ネオクラシックカーに乗る上で大切なのは、「壊れてから直す」だけでなく、壊れる前に交換する=予防交換という考え方です。

NSX、S2000、オデッセイでも、以下のような部品は予防的に交換しています:

  • オルタネーター(NSX、オデッセイ):電圧トラブルを未然に防ぐため、リビルド品へ交換
  • ドライブシャフト(NSX、S2000):異音や振動が出る前にリビルド品へ交換
  • サスペンション(NSX、S2000):走行安定性の確保と経年劣化対策
  • 各種アーム交換&ブッシュ交換(S2000):走行安定性の確保と経年劣化対策(純正ブッシュの確保)
  • ハブベアリング交換:異音や振動が出る前にリビルド品へ交換

予防交換は、安心して乗り続けるための“先手”
特にネオクラシックカーでは、部品の入手が難しくなる前に交換しておくことが、現在では長く乗るためのコツです。
(この現状は打破したいと、個人的には考えています。)


■ まとめ:ネオクラシックカーとの付き合いは“手をかける”ほど楽しい

ネオクラシックカーは確かに手がかかります。
でも、その手間こそが、車との関係を深める時間だと思っています。

壊れたら終わりではなく、直して乗ることで、車は“自分だけの一台”になる。
そして、予防交換という考え方を取り入れることで、より安心して、より長く、愛車と付き合っていけるのです。

これからも、経年劣化と向き合いながら、愛車との時間を楽しんでいきたいと思います。

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