純正カセットデッキの現状と課題
NSXの純正オーディオを分解してみると、構成はシンプル。
(メカニカルなところと、多重基盤でハードウェア的な面は複雑でした)
- メイン基板:チューナー回路、カセットメカ制御、アナログ信号処理
- アンプ部:約20W×4chの小出力ていど?
- 電源回路:12V→±電源変換、ノイズフィルタ
DSPやDACは一切なく、完全アナログ構成。
しかし、カセットユニット自体が故障しており、修理は難航中…。(基盤焼けてるし無理かな。。。)
「他社製デッキからメカを流用できないか?」と、現在パーツ探しを進めています。
理想のアップデート構想
ここからは妄想ではなく本気の計画。
目指すのは「純正デザイン+現代機能」です。
入力系
- カセット(このデバイスは残したい!)
- AM/FMチューナー
- Bluetooth/Wi-Fi(スマホ連携)
- AUX入力
信号処理系
出力系
- プリアンプ+パワーアンプ
- RCAラインアウトで外部アンプ対応
電源系
- DC-DCコンバータで±電源や5V、3.3V生成
- ノイズフィルタ強化
ディスプレイオーディオの悩み…デジタル処理の二重化問題
ディスプレイオーディオ側にもアンプがあるため、
「デジタル→アナログ→デジタル→アナログ」という無駄な変換が発生してしまう。
理想は、ディスプレイオーディオからデジタル信号をそのままオーディオデッキへ渡すこと。
しかし、現状ではその手段がない…。
次のステップ
- カセットメカの流用候補を探す(メーカー別分解)
- DSP基板の選定(miniDSPやADAU系)
- デジタル入力対応の回路設計を検討
- 初めてのオーディオ機器の作成なので、試作機を作る
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