ストリーミング全盛の今、なぜ“巻き戻し”が必要なカセットテープが再び注目されているのでしょうか?
実は、NSXのオーディオを修理検討しているなかで、このトレンドに気づきました。古い純正カセットデッキを前に、
「これ、今の時代にどう活かせる?」と考えた瞬間、世界的にカセットが再評価されている事実に驚いたのです。
なぜカセットが再評価されているのか
- 市場データ
- 英国では2023年に19.5万本を販売、2012年比で約15倍。
- 日本でも2023年にカセット生産本数が前年比2.4倍、1999年以来の増加。
- 人気の理由
- アナログならではの温かみのある音質。
- 「不便益」という贅沢:巻き戻しや曲順の制約が生む没入感。
- コレクター文化やDIYジャケットの楽しみ。
車との関係性
- 旧車オーナーのこだわり
- 当時の体験を再現するために純正カセットデッキを維持。(私はここに入る)
- 現代の工夫
- Bluetooth対応カセットアダプターでスマホ音源も再生可能。
- ドライブ体験の再定義
- 曲選びの真剣さ、巻き戻しの余白がカーオーディオを“儀式”に。
NSXオーナーとしての実感
NSXのオーディオ修理をしていると、カセットデッキは単なる古い機構ではなく、時代を象徴する「体験装置」だと感じます。
最新のデジタル機器に置き換えるのは簡単ですが、あえてカセットを残すことで、ドライブに特別な意味が生まれるのです。
読者への問い
あなたの車にカセットデッキはありますか?
コメントやSNSでぜひ教えてください!

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