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【NSXスピードセンサー交換断念】“できる”と“やる”は違う

スピードメーターの針不調により、スピードセンサーの交換を決意。
純正部品の納期が車検に間に合わないため、某オークションサイトで部品を手配。週末には交換作業を実施予定でした。

18時、メカニックのKさんの元を訪れ、作業に臨む準備は万端。
しかし、現車を確認した結果、交換作業を断念することに。

■ “簡単”の落とし穴

ネット上には「ファイナル上部にあり、5分で交換可能」といった情報も。
確かにMT車両では比較的アクセスしやすい位置にあるようですが、私のNSXはAT。
センサーの周囲にはAT関連の部品が密集しており、工具のアクセス性が極めて悪い

正直、作業のイメージがまったく湧かず、「これは無理だ」と判断。
MKさんにも相談し、NSXに詳しいプロショップに依頼するのが最善という結論に至りました。

■ 無理は禁物

MKさんには、遅い時間まで丁寧にレクチャーいただき、本当に感謝しています。
自分でやりたい気持ちは強かったものの、無理をして車両を傷めてしまっては本末転倒。

「できる」と「やる」は違う。
そして、「やらない」という選択も、時には正しい。

■ 改めて思うこと

今回の件を通じて、自分の整備スキルと限界を見直すきっかけになりました。
旧車と向き合うには、技術だけでなく、人とのつながりと判断力も必要。
そして、こうして助けてくれる人がいる環境に、改めて感謝の気持ちを持ちました。

次は、NSXに詳しいショップへ相談し、確実な方法でスピードセンサーの交換を進めたいと思います。


次回は、プロショップでの作業依頼と、交換後のインプレッションについて記録予定です。
同じように旧車と向き合っている方の参考になれば幸いです。