NSXのメーター修理プロジェクト、いよいよ流用から自作へと方向転換しました。
これまでホンダ車のメーターを分解して針部品の流用を試みてきましたが、形状や構造の違いから断念。
そこで、Arduinoとステッピングモーターを使って、自作メーター針の駆動機構を構築することにしました。
ステッピングモーターを採用
いろいろと探した結果、NSXのメーター針を精密に制御するにはステッピングモーターが最適と判断。
トルクや応答性、制御の自由度を考慮して、良さそうなモデルを選定済みです。
ArduinoはNanoを選択
手持ちのArduinoはWi-Fi付きのモデルでしたが、今回は小型・耐熱性重視で選定。
そこで目をつけたのが必要な機能に絞りつつ、メーターケース内に収めやすいサイズ感が魅力です。
耐熱対策としては、ヒートシンクの加工・取り付けも検討中。
メーター内部は熱がこもりやすいため、安定動作のためには冷却対策も重要です。
メーターケースの加工と3Dプリンタの出番
ArduinoやステッピングモーターをNSXのメーターケース内に収めるための加工も必要になります。
そのため、メーターケースを新たに注文し、内部構造を確認した上で、専用のボックスを3Dプリンタで設計・製作する予定です。
このあたりは、AnkerMake M5の出番。
精密な寸法で設計し、配線や放熱も考慮した構造にしていきます。
電源回路と制御基板も自作へ
ステッピングモーターを動かすには、専用のドライバ回路と電源供給が必要。
既製品を使うか、自作するかは現在検討中ですが、スペースや耐久性を考えると自作の可能性が高そうです。
まとめ:旧車メーター修理は“電子工作”の領域へ
NSXのメーター修理は、もはや単なる整備ではなく、電子工作と設計の融合プロジェクトになってきました。
でも、こうした試行錯誤こそが旧車との付き合いの醍醐味。
完成までの道のりは長いですが、自分で作るからこそ得られる達成感を目指して、引き続き挑戦していきます。

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