BLOG

【NSX冷却系トラブル発見】30年選手の悲鳴と向き合うメンテナンス記録

こんにちは、nakaです。
今回は、愛車NSXの冷却系に関するトラブルを発見したエピソードと、今後の対応について記録しておきます。


■ アイドリング中に見つけた1滴のクーラント

ある日、NSXを車庫から出してアイドリング状態で駐車していたところ、ラジエターの下部に1滴のクーラントを発見。
「これはもしや…?」と思い、すぐに車をジャッキアップして下回りを確認しました。


■ 下回りに流れた跡…原因は?

● 写真1:下回りの様子

上から流れたような跡が確認できました。ラジエター本体か、途中のゴム配管か…?
blogIMG_4082.jpg

● 写真2:ラジエター付近の拡大

漏れの位置からして、ラジエター周辺が怪しい。
blog_IMG_112.jpg

●原因特定!

見つけました。ラジエターのアッパー部にあるエア抜き用バルブのゴムパッキンが硬化して劣化していました。
ラジエター本体にもにじみがあり、これはラジエター自体も交換が必要かもしれません


■ 現状の確認と今後の方針

● 写真4:クーラント残量は問題なし

今のところ、走行に支障はありませんが、念のため予備のラジエター液を購入しておくことにしました。
タンクからも漏れてるので、これも交換ですね。
blog_IMG_111.jpg


■ 30年選手のNSXを労わる

NSXは30年以上前の車。
前オーナーの使用頻度や保管状況にもよりますが、ゴム部品の劣化は避けられません
履歴を見る限り、ラジエターや配管のゴム部品は5年前に交換済み
それでも、経年劣化は進行しているようです。


■ 冷却系のリフレッシュを優先的に

冷却系のトラブルは、エンジンへのダメージが大きくなる可能性があるため、優先して対応を検討します。
次回は、ラジエター本体の交換や、関連するホース・バルブ類のリフレッシュを進めていく予定です。


NSXのような名車は、手をかけてこそ長く楽しめるもの。
これからも、少しずつメンテナンスを進めながら、NSXとの時間を大切にしていきたいと思います。