【NSX LED化】トラブルシュート続報
リレーの“中身”を確認。35年物の接点は、やはり限界だった
息子はまさかの インフルエンザ(今シーズン2回目)。
安静にしてほしい気持ちとは裏腹に、今日はずっとマリオカート。
熱があっても子どもは元気です…。
そんな中、看病の合間を見て、
ホンダパーツへ 部品の受け取り に行くことにしました。
新しいリレーが入荷
そして“旧リレーの中身チェック”へ
NSXのLED化で発生したヒューズ飛びのトラブル。
切り分けの最終フェーズとして、
新品リレーが到着したこのタイミングで
既存リレーを分解して内部確認しました。
外観では“問題なし”だったが…
リレーの樹脂カバーを外して中身を確認。
- コイル
- スプリング
- 接点アーム
- 可動部のガイド
ぱっと見、
焦げや焼損はなし。
単体テストでも
ON/OFF動作は一応正常。
ただし──
ここからが本題です。
接点が「痩せている」
そして、炭化の兆候も
リレー内部の接点部分をよく観察すると、
- 金属接点が 丸く痩せている
- 表面に 黒い炭化の痕
- 反射が鈍く、光沢が失われている
つまり、
“35年分の電気的な摩耗・酸化・炭化”が蓄積した状態
見た目のダメージは軽いものの、
接点は明らかに寿命の領域に入っています。
外観だけでは絶対に分からないですが、
この「痩せ」「炭化」は、
- 高抵抗化
- 熱増加
- 複数回のON/OFFで電流不安定化
- 過電流 → ヒューズ溶断
といった症状につながる典型例。
短時間テストでは問題なしでも、
長時間/負荷時に突然ヒューズが飛ぶ理由が
これで説明できます。
現象とリレー内部の状態が“完全一致”
今回の症状を振り返ると──
- LEDユニット単体 → 正常
- 変換配線 → 正常
- 取り回し/ショート → なし
- 点灯直後は問題ない
- 20分経ったあたりで突然ヒューズ溶断
- 両側同時に落ちた(=車体電源側の問題)
これらの条件は、
接点劣化したリレーの熱による不安定化で起きる現象と一致します。
見た目は壊れていないが、
内部の接点が限界を迎えていた。
という結論が濃厚。
旧車あるあるとはいえ、
こうして現物を見ると説得力が段違いですね。
次は、“新リレーで車体側の最終検証”
今後やることは明確です。
- 新品リレーに交換
- 片側点灯 → 両側点灯の順でテスト
- 20分の連続点灯テストを再現
- ヒューズ・配線の温度変化チェック
- 異常がなければ確定:「原因=旧リレーの接点劣化」
ここまで切り分けたので、
次回のテストで ほぼ結論が出る状態に入っています。
まとめ
旧車電装は“外観じゃ分からない”
今回の経験はまさにそれ。
- 単体動作は正常
- 外観は正常
- 焦げもなし
- でも接点は痩せて炭化
旧車は部品の“表面”ではなく
内部状態を見ないと判断ができない、
そんな典型的な例でした。
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