1990〜2000年代のスポーツカーを維持することは、年々難易度が上がっていると感じます。
最近、NSXのスピードセンサーを組み立ててみたことで、改めてその「部品供給の壁」を実感しました。
■ NSXスピードセンサーの構造と供給状況
スピードセンサーは、アセンブリでの供給はなく、バラバラの部品を個別に注文する必要がある構造でした。
しかも、センサー本体はすでに在庫がなく、某オークションサイトでようやく入手。
(少し待てば、供給さてたようですが)
「なんとなく組み立ててみた」ことで、構造の理解は深まりましたが、この部品が無ければ車検も通らずという事実に、改めて不安を感じました。
■ S2000でも同様の声が
昨日のS2000の集まりでも、純正ショックアブソーバーが入手できず困っているという声がありました。
ショックアブソーバーに関しては、社外品でも性能的に問題ないケースが多いですが、純正でしか代替できない部品、そして車検や走行に直結する部品が無くなるのは、非常に困ります。
■ “走るために必要な部品”の確保が最優先
ネオクラシックカーを維持するうえで、見た目や快適性ももちろん大切ですが、何よりも重要なのは「走るために必要な部品」が確実に手に入る状態を維持することだと思います。
- スピードセンサー
- ショックアブソーバー
- ブレーキ関連部品
- 排気系(マフラー・エキマニ)
- 電装系(メーター・センサー類)
これらが無ければ、車検が通らない・走れない・安全性が確保できないという根本的な問題に直面します。
■ まとめ:日々の確認と早めの対応が鍵
今回のように、スピードセンサーの構造を知ることで、部品の重要性や供給状況を把握できました。
また、S2000のように、他のオーナーの声を聞くことで、**「今はあるけど、次はないかもしれない」**という危機感も共有できます。
ネオクラシックカーを永く大事に乗るためには、日頃の確認と、早めの対応が何よりの秘訣だと、改めて感じた次第です。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。
コメントを送る