NSXの車検準備中に発覚したスピードメーターの不調。
スピードセンサーはすでに交換済みで、配線も確認済み。
それでもメーターが動かないという状況に、再びメーター本体側を疑うことになりました。
■ 原因は「針の軸受け」
分解して確認した結果、針の軸受け箇所に物理的な不具合があることが判明。
軸を奥まで差し込むと針が動かなくなり、手前に引くと正常に動くという現象が確認されました。
つまり、軸が奥に入りすぎることで、針の動作が妨げられていたということです。
■ 応急処置:平ワッシャによるスペーサー加工
根本的な修理ではありませんが、軸が奥まで差し込まれないように、平ワッシャを数枚入れてスペーサー代わりに加工。
これにより、針の動作は安定し、スピードメーターも正常に動くようになりました。
ただし、この状態での長期使用は避けたいと考えています。
■ 部品供給の壁
問題の針や基板に関しては、現在、純正部品の供給が終了しており、入手不可。
代替品もなく、某オークションサイトなどでの出品を定期的にチェックしていく予定です。
ネオクラシックカーの維持において、こうした「部品がない」という状況は避けて通れません。
だからこそ、工夫と情報収集、そしてタイミングの見極めが重要になります。
■ まとめ:工夫で乗り切る、でも油断は禁物
今回のスピードメーター不調は、物理的な軸受けの問題という予想外の原因でした。
応急処置で乗り切れたものの、部品の入手が困難な今、根本的な解決には時間がかかるかもしれません。
それでも、こうして一つひとつの問題に向き合い、工夫しながら乗り続けることが、
ネオクラシックカーオーナーとしての醍醐味だと感じています。
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