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【体験談】スローパンクチャーで気づいた、タイヤ空気圧管理の大切さ

車を速く走らせるためにも、安全に走るためにも、タイヤの空気圧管理は非常に重要です。
…と、頭では分かっていても、つい後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか?

実は私もその一人でした。
しかし、ある日スローパンクチャーを経験し、空気圧管理の大切さを身をもって実感しました。

今回はその経験を踏まえ、空気圧管理の基本と実践ポイントを整理してみたいと思います。


一般道・高速道路・ワインディングでの空気圧管理

この記事では、公道・高速道路・ワインディングロードなど、日常的な走行シーンを想定した空気圧管理についてまとめています。
対象は国産車(日本車)を基準としています。


空気圧の単位と意味

タイヤ空気圧は、普段あまり見慣れない単位で表示されていることが多いです。以下に簡単に整理します:

単位 読み方 意味
kPa キロパスカル 1平方メートルにかかる圧力
kgf/cm² キログラムフォース・パー・平方センチメートル 1平方センチメートルにかかる圧力
psi ポンド・パー・スクエアインチ 1平方インチにかかる圧力
bar バール 1 bar = 100 kPa

現在は「kPa(kg/cm²)」が主流ですが、1999年以前の車両では「kg/cm²」表記が使われていることもあります。


空気圧の確認場所と調整の基本

  • 指定空気圧は、運転席側のドア付近に記載されています。
  • タイヤサイズを変更している場合は、JATMA(日本自動車タイヤ協会)の負荷能力表を参考に、適切な空気圧に調整しましょう。
  • 難しい場合は、タイヤ専門店に相談するのが安心です。

空気圧の計測と調整のタイミング

教習所で習った「運行前点検」、覚えていますか?
実は、空気圧の確認もその一つです。

私自身、スローパンクチャーを経験するまでは怠っていましたが、今では毎朝の確認が習慣になりました。

  • 空気圧は自然に少しずつ抜けていくものです。
  • 計測は「冷間時(走行前)」がベスト。
  • ガソリンスタンドで測る場合は、走行後の温度上昇による誤差に注意しましょう。

空気圧の調整方法

  • 空気が多い場合:エアゲージのバルブ解放機能などで空気を抜く。
  • 空気が少ない場合:空気を補充。ガソリンスタンドや、家庭用の充電式空気充填機が便利です。

私は面倒だったので、充電式の空気入れを購入しました。これが意外と便利!


TPMS(タイヤ空気圧監視システム)の活用

最近の車にはTPMS(Tire Pressure Monitoring System)が搭載されているものもあります。
後付けも可能で、私も
すべての保有車両に取り付けて運行前に確認
しています。


最後に:空気圧管理は「命を守る」基本

ある日、なんとなくタイヤがへこんで見えたことがきっかけで空気圧の低下に気づきました。
もしそのまま高速道路に乗っていたら…タイヤバーストの危険性もありました。

空気圧の管理は、自分だけでなく、同乗者や周囲の人の命を守る行為です。
ぜひ、日常的なチェックを習慣にしてみてください。